このたび経産省で選定する2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されました!
なぜ「グローバルニッチトップ企業100選」選定されたの?
北京オリンピックの鳥の巣、エコパスタジアム、高輪ゲートウェイ駅といった、国内外の建築物の屋根材に採用されている「建築用ふっ素樹脂膜材 ChukohSky™ FGTシリーズ」がグローバルでトップメーカーであることが評価されました。
1976年に建築用ふっ素樹脂膜材を初の国産化に成功して以降、建築用ふっ素樹脂膜材を製造する国内メーカーは当社のみで、これまで10か国以上の国で1000棟以上の建物に採用されています。
↑ポンピドゥー・センター/フランス
2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」とは?
グローバルニッチトップ企業100選とは、国際展開に取り組んでいる企業のうち、適切なマーケティング、独自性の高い製品開発、厳格な品質管理などによる差別化要因を有し、ニッチ分野で高いシェアを確保している企業を経済産業省が選定したものです。
2013年度に、グローバルニッチトップ企業100選の選定が初めて行われました。
その後、デジタル経済の進展、世界の政治経済情勢の変動、少子高齢化のような社会構造変化という厳しい経済環境の中でもニッチ分野で勝ち抜いている企業を新たに2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」として選定し、当社が選ばれました。
どのように選定されるの?
グローバルニッチトップ企業100選は、収益性・戦略性・競争優位性・国際性の評価項目が総合的に評価されます。
「建築用ふっ素樹脂膜材 ChukohSky™ FGTシリーズ」の競争優位性と国際性はふっ素樹脂膜材メーカーの中でも優れています。
競争優位性 高い技術力、新しいものを生み出そうとする企業姿勢により、細かな要望にも根気強く応えることができることが当社の強みです。約30%の世界市場シェアを誇っています。
国際性 中国、韓国、南アフリカ、AUE、ドイツ、フランスなど10か国以上で販売実績があります。例えば、南アフリカ共和国のネルソンマンデラベイスタジアム、タイのスワンナプーム国際空港など、世界各地で採用されています。
「建築用ふっ素樹脂膜材 ChukohSky™ FGTシリーズ」の特長と実績を紹介!
【特長】
・透光性 太陽光を適度に通すので昼間は照明なしでも屋外にいるような明るい空間を作ることができます
・セルフクリーニング 汚れにくく、長期間白さを保ちます
・軽量で不燃 災害時の被害を軽減できます
・デザイン性 丸みを帯びたデザインなど自由な設計が可能です
このような数多くの優れた特性を持っており、国内外のスポーツ施設や駅などで多くの採用実績があります。
高輪ゲートウェイ駅
高輪ゲートウェイ駅は、東京と世界をつなぐ玄関口の役割を目指しているため、駅舎は「和」を感じさせるデザインとなっています。そんな駅舎のシンボルである折り紙をモチーフした大屋根に、「建築用ふっ素樹脂膜材 ChukohSky™ FGT」シリーズが使われています。障子のような優しい光を感じられるのは、透光性があるからです。照明がなくても明るいコンコースで、省エネにも貢献しています。また、燃えにくく、軽いという特性から、災害時の被害を軽減することが可能です。
最後に…
これまで、当社の膜材は国内外で様々な建築物に採用されてきました。しかし、現状に満足せず、今後はこれまで以上に幅広い分野でお客様の要望に沿えるよう努めております。例えば、高い強度を保ちつつも、健全な芝生の育成を妨げないよう透光率を上げた膜材を開発しています。これからも、長年培ってきたトップレベルの技術力と、お客様のお悩み解決のために新しいものを生み出そうとする企業姿勢を強みに、影ながら多くの人の生活を支えたいと思います。