多孔質粘着テープASF-130Tとは?
ASF-130Tは、PTFE多孔質フィルムの片面にシリコーン系粘着剤を塗布した製品。
通常のふっ素樹脂フィルム製の粘着テープよりも厚みがあり、柔軟性もあるのが特長です。
もちろん、ふっ素樹脂の特性はそのままだから、耐熱性や耐薬品性にも優れています。
細かい穴(細孔)があるから、断熱性能を発揮!
ASF-130Tは、PTFE多孔質フィルムの片面にシリコーン系粘着剤を塗布した製品ですが、この”多孔質”とは“多く”の“細孔”があること。 細孔とは、細かい穴のことを指します。どのくらい細かいかというと…
1000倍に拡大した写真がこちら↓
このような細孔が空気を含んで、例えば熱をおびた部分に張り付けると断熱性能を発揮することができます。
更にふっ素樹脂は一般的なプラスチックよりも耐熱性や耐薬品性に優れるため、高温かつ発塵させたくない部分の断熱材として最適です。
●製品の断熱効果をサーモグラフィーで表した写真
【貼付けた場合】
【未貼付けの場合】
柔らかいから、複雑な形状にも貼れる!
多孔質製品は、一般的なふっ素樹脂製品と比べるととても柔らかいのも特長の一つです。
柔軟性があるから複雑な形状にも貼ることができ、簡単にふっ素樹脂の性能を付与できます。
動画では更に柔軟性が備わっていることを知っていただけると思います。
緩衝用テープとしてもオススメ!
このようにとても柔らかいので、断熱材だけでなく緩衝用のテープとしてお使いいただけます。 高温下で使えて、薬品にも強い緩衝テープは一般的な緩衝テープよりもメリットが沢山!
いかがでしたか?
多孔質粘着テープASF-130Tはふっ素樹脂の特長はそのままに、断熱性と柔軟性を兼ね備えた新しいふっ素樹脂粘着テープです。
製品規格などは製品ページからご覧ください。